移り変わる景色 2020年夏
わたくし事ではありますが、何故か今年の夏は
身の回りの景色がものすごい勢いで移り変わっています。
身近な人が
お世話になった人が
苦楽を共にした人が
次々と先に旅立っていく
またはその魂は綺麗に消えゆく
これまでの景色はもう思い出になってゆきます
会いたい人には もう会えません
話したい人には もう話せません
想いを伝えたい人には もう伝えられません
いつも居てくれる人は もう居ません
何かを成し遂げることもできません。
ある人は順番と云います。そうとも限らない
人生100歳なんて信じがたい
あるご老人はこう教えてくれました。
生きれば生きる分だけ苦しいそうです。
もう20年前くらいの事、祖母の看取りを機会に悲観を非難しないと
自分の心に決めました。やはり人生は1度きり。
あと数分後には、数日後には、数か月後には僕も旅立つかも
しれません。どれだけ生かさせて頂けるかはわかりませんが、
とにかく『今』が一番たいせつであり、与えていただいた
時間をどう生きるかを再考する2020年の夏です。
何か明確な答えや真実なんて見当るはずもありませんが
いま切実に思うことは『感謝』です。素直に『ありがとう』の
言葉を、精一杯、一所懸命に『ありがとう』という想いを
伝えたいと思います。
そして『出会い』に感謝申し上げます。